<   2010年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

河内の藤井寺

 如意輪観音様を拝した翌朝は、同じく御開帳の藤井寺に早起きして出掛けました。
これもご縁なのか、導かれるように、お参りさせて戴きました。

 このお寺の由緒はかなり古く、奈良時代にまで遡りますが、殊に天平次第の傑作
「千手千眼観音坐像」をお祭りしています。

 場所がら本当に庶民的な街並みに囲まれ、境内では既に色々な露天が立ち並び威
勢の良い声が、飛び交っていて、懐かしさが溢れます。

 この観音様は本当に千の手と、その手一つ一つには眼があり、私達衆生を遍く御
救い下さるとの事です。

 昔から「あかん河内の藤井寺」と呼ばれどこにお願いしても、叶わない時、最後
にお参りするのが、こちらだそうです。

 確かにかつて私もどうしようもない時、このお寺の観音様にお願いした処、ある
時にストンと問題が解決した事がございました。

 その、少し経ったある日、急に足を運びたくなってお参りした処、お礼参りを忘
れていた事に気が付きました。はっと我にかえり低調にお礼を申し上げました。

 勿論、小銭入れのお金は全てお賽銭箱にお入れして、一安心。皆様どうか神仏に
お願い事をしたら、必ずやお礼参りに伺って下さいね。

 ふと携境内に目をやると、色鮮やかな藤の花が咲き誇っていました。そして芳し
い香りが、そっと私を包み込み、癒してくれました。(合掌)
b0129553_22574822.jpg

御開帳ともあって、お餅を戴きました。
b0129553_2258593.jpg

[PR]
by hossoge | 2010-04-27 23:00 | 不思議なお話

河内長野の観心寺

 あと少しで五月だと云うのに、一日冷たい雨。一体何時になったら麗かな春の
青空が広がるのか、本当に待ち遠しいこの頃です。

 四月と申しますと、一昨年より毎年訪れるお寺がございます。河内長野の「観
心寺」です。大阪市内からはやや不便な場所にありますが、南海電車とバスを
乗り継いで、春の一日をゆったりと過ごす事にしています。

 このお寺は元々「楠正成」所縁の、古刹ではありますが、殊に平安時代の「如
意輪観音」の艶かしい御姿がその名を馳せています。

 その本堂も国宝の有名建築で、その敷地には春の花々が咲き誇り、ふとその花
々に魅入る時、観音浄土にいるような心地になってしまいます。

 永いこと秘仏であった為、彩色も非常に美しく、一般衆生を見守る御姿につい
手を合わせ、この世の幸せを念ずる春の一日となりました。

 わが国にはまだまだ、忘れ去られた素晴らしい寺社が沢山ございます。時ある
ごとに、訪れてみては如何ですか?きっと心癒される思いがする事でしょう。
b0129553_22285677.jpg

 年に一度の御開帳で賑わいます。でも二日間だけなんです。
b0129553_22301428.jpg

国宝の観心寺本堂です。
b0129553_22321160.jpg

 参道脇は清らかな水の流れる渓谷が続きます。
[PR]
by hossoge | 2010-04-27 22:34 | 京都・奈良

お腹空いた~

今日は不意の来客 ! 前日の影響もあり目覚めたのはお昼過ぎでした。
あ~もっと寝ていたいと言った心境ですが、そうも行きません。

 掃除・洗濯・メ-ルチェックを済ませると、約束の時間はどんどん迫
って来ます。

 でも何か食事の用意もしなくてはと、冷凍庫をゴソゴソすると、あり
ました。「ガ-リック・チキン」の下味しておいたパックが・・・・。

 早速解凍して、オ-ブンでこんがりと焼き上げます。にんにくの薄切
りも、香ばしく好い匂いです。

 付け合わせは、ほうれん草をナムル風にごま油で味付けしました。
ス-パ-の特売で、鶏肉が安い時など、下味を付けて保存して置くと本
当に便利なんです。

 お陰様で、皆様に大好評 ! おまけに脂肪分も少なく、疲労回復にも効
果的な一皿だと思うのです。
b0129553_051036.jpg


 皆様一度作ってみて下さい。味付けは、醤油・みりん・お酒・生姜汁を
少々。そして隠し味にトマトケチャップを大匙1を加えて調味液を作ります。

 鶏むね肉は皮を剥いでぶつ切りにして、にんにくの薄切りをお好みの量を
からめて漬けこんでおくだけ。

 これなら、誰でもたっぷり召し上がれますね。あ~今夜ドラキュラは我が
家には近寄れません。
[PR]
by hossoge | 2010-04-20 00:06 | 料理

醍醐の桜

 二十数年振りに醍醐寺に行って来ました。新しい霊宝館が一度見たかったのですが
散り始めた桜に豊臣家の桐の紋所。往時の賑わい振りが甦って来るようです。

 この、世に言う「醍醐の茶会」を絶頂に豊臣家の衰退が始まるのですが、桜の散り
際の風情と言い、「亡びの美学」を感じざるを得ません。

 そんな刹那を抱きつつ、館内に安置される薬師三尊・如意輪観音に詣で、お顔をじ
っと見つめていると、諸尊仏の前では世の移ろいなぞ、一瞬の出来事であったのでは
ないかと、知らされた思いでした。

 ハッと現実に戻ると、境内には沢山の人・人・人。私もそれに混じり、きらしていた
桜の塩漬けを買い求めました。醍醐の桜で、桜ご飯を・・・・

 やはり食欲が先に立つ、まだまだ未熟な私がそこに居ました。
b0129553_1214023.jpg

 見事な桜。八重桜はこれからが見頃ですが、塩漬けに最適です。
b0129553_12145385.jpg

[PR]
by hossoge | 2010-04-17 12:20 | 京都・奈良

白山吹

 先週末は関西に出張。本当にはっきりしないお天気をよそに、次々と予定を
こなす自分に驚いてしまいました。

 何しろずっと腕が・肩が・腰が・首が痛んで辛い日々を過ごしていたもので
すから、なお更ですね。

 名残の桜の賑わいの喧騒から、我が家に戻りますと、夜目にも美しく白山吹
の花が一斉に咲き始め、疲れた私を出迎えてくれました。

 早速、ざっくりとリビングに生ける事に致しました。その美しさに見入りな
がら啜る一杯の紅茶。身も心も癒される心地です。

 時々癒しを求めてあちこち出掛けますが、本当の癒しとは身近にあるもんだ
と、つくづく感じた次第です。

 幸せの「青い鳥」を探し求めていたら、何と一番身近でさえずっていた !
こんなお話をふと思い出しました。
b0129553_15315789.jpg

[PR]
by hossoge | 2010-04-15 15:33 | 癒し

やっと咲いた桜

 雨続きでおまけに寒い毎日。三月の上旬に戴いた桜を備前の壷に生けて
おいたのですが、中々花が咲きませんでした。

 四月に入っても暖房いれているうちに、何と花が開きました。我が家の
リビングで、ちょっとしたお花見の風情です。

 ふと新緑をイメ-ジして、九谷焼きの色鮮やかなお皿をセッティングし
て、春を満喫する事にしました。

 そして、運良く見目麗しい桜鯛が手に入りました。庭の木の芽もそろそ
ろ出揃い、筍と共に春の味覚を堪能しましょう !
b0129553_11184162.jpg
b0129553_11211769.jpg

b0129553_11271999.jpg

 春はなんと言っても桜です。
[PR]
by hossoge | 2010-04-09 11:28 | 都会の田舎暮らし

料理研究家・鈴木雅之の綴る四季の料理と暮らし


by hossoge